
建物管理部
桑原
保有資格:(管理業務主任者・ 保険募集人・甲種防火管理者)
不動産業界歴5年。外部管理者方式や関連法規についての知識も豊富に持っております。
管理組合様それぞれのニーズに合った資産形成のご提案も行ってまいります。
組合様に最適な業者の選定や価格交渉により、コストパフォーマンスの高い管理を実現します。
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マンション管理規約改定のすすめ ~時代に合わせた「ルールのアップデート」が資産価値を守る~
分譲マンションは、「区分所有者全員が共同で所有・管理する建物」であり、その運営の根幹をなすのが「管理規約」です。管理規約は、いわばそのマンションにおける“憲法”のような存在であり、居住ルール、共用部分の使い方、管理費の支払い、修繕の手続き... -
🏢重要事項調査報告書とは― マンション売買の影にある「たった一枚」で見抜かれる管理レベル ―
■ はじめに:「そのマンション、管理は大丈夫ですか?」 マンションを売却したい、あるいは買いたい──そうした時、売買契約の陰で重要な役割を果たしている一枚の資料があることをご存じでしょうか。それが「重要事項調査報告書(略称:重調・じゅうちょう... -
🔥防火管理者って誰?何してるの?〜分譲マンションの“見えない防災役”の役割を徹底解説〜
✅ はじめに|あなたのマンション、誰が“火災対策”を担っていますか? 火災はいつどこで起きるか分かりません。特に分譲マンションでは、一人の油断が多数の命に関わる重大事故につながるリスクがあります。 ではその「火災対策」を誰が担っているか、ご存... -
区分所有マンションの給水管理―貯水槽清掃・簡易専用水道検査と直結増圧方式の比較―
マンション生活において“安全な水の供給”は基本でありながら、住民の目が届きにくく、管理が軽視されやすい分野です。特に「貯水槽方式」を採用しているマンションでは、水槽の維持管理が不十分なまま放置されることで水質事故のリスクが高まります。本稿... -
連結送水管の設置義務と点検意義とは
-いざという時に命を守る“最後の砦”- ビルやマンション、商業施設など、ある程度の規模を有する建物には「連結送水管(れんけつそうすいかん)」という設備が設けられていることがあります。この設備は日常生活では目立たない存在ですが、万が一火災が発... -
建築設備定期検査とは ― 対象・頻度・未実施の罰則を正確に知る
はじめに 建物を所有・管理する上で、法令に基づいて定期的に実施しなければならない点検や検査には様々な種類があります。その中でも「建築設備定期検査」は、建築基準法第12条に基づき、一定規模以上の建築物に設けられた設備の安全性を維持するために欠... -
エレベーター点検はなぜ重要?法的義務から契約内容まで、管理組合が知るべきすべて
■ エレベーターは「命を運ぶ設備」 エレベーターはマンションの共用設備の中でも特に事故が人命に直結しやすい重要インフラです。普段何気なく利用していても、その安全性は法律で義務付けられた点検と、日常的な保守管理で支えられています。一度重大事故... -
雑排水管清掃とは 〜安全で快適な住環境を守るために〜
マンションでは、日々多くの水が使用され、その排水は建物内の「排水管」を通って下水道へと流れていきます。この排水管には大きく分けて「汚水管」と「雑排水管」があります。汚水管はトイレなどの排水を流す配管を指し、これに対して雑排水管とは、台所... -
消防設備点検とは― 軽視すると理事会・理事長が背負うリスク ―
なぜ消防設備点検は必要なのか 分譲マンションは、多くの区分所有者とその家族が共同で暮らす「一つの共同体」です。共用部分に備え付けられた消防用設備は、万一の火災の際に住民の命を守る最後の砦となります。 しかし、どれだけ高性能な消防設備でも、...